【読書ノート】そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
どうもヨシカズ(@danimesa)です。「そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか」って長いタイトルの本を読みました。その読書ノートです。
目次
そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
自分が好きなことで食うためには、「何をやるか」は実は問題じゃない。収益を生む仕組みづくりをまず考えよう。数多くの企業分析を手がけてきた著者が、個人が生き残るためのビジネスモデルを解き明かす注目の書。
そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
目次
序章 会社を辞めてニートになっても、食べていこう
第1章 「好き」で「食う」には何が必要か
第2章 「食う」ために使える10のプロフィットモデル
第3章 起業までの3つのステップ
第4章 独立後に身につけるべき3つの考え方
第5章 本当はこれが大切なこと
本のタイトルにつられて買ったところもあるんですが、そこから受ける印象とは違っていて、起業するためのノウハウをわかりやすく書いた本でした。
仕事とは、才能を貢献に変える作業
自分の持っている、あるいは授かったミッション、才能をいかにして顕在化させるか、それらを含め人生を創造すること、社会に出してみることが重要。
「好き」で「食う」ためにはバリュー、システム、クレジットの3つの要素が必要。
「何をやるか」ではなく、システムが重要。
人生は創造。ミッションに従うことがバリューになる。
「食う」ためのシステム=プロフィットモデル
5つの観点でプロフィットモデルは分析できる。
顧客の観点
- 個人は少額の取引になりやすい。営業コストが高くなり、利益率が低くなりやすい。
- 法人は大口となるため、利益率が高くなる傾向がある。継続した取引になりやすい。
- お上(行政・政府)は取引が開始するまで時間がかかるが、一度取引が開始すれば大口、継続性が高い。
商品の観点
- 商品そのもの
- 周辺商品
- 共感
商品そのものに対価を払う以外に、周辺商品(サブグッズ:ディスニーランドのワールドバザールのように入場料よりグッズ販売のほうが売上が高いケース)や、共感(コンテンツそのものから利益をえるのではなく、「ほぼ日刊イトイ新聞」のように手帳販売で収益を上げるケース)がある。
課金の観点
- スポット:1回のサービス毎。効率性が低い。
- ストック:契約すると継続して課金。
- エクイティ:従量課金、成果報酬型。
支払いの観点
- 本人が現金払い
- 本人が簡単に支払い:クレジットカードやプリペイドカードなど支払いが楽、精神的負担が低い
- 第三者が支払い:本人の代わりに親、子供、恋人が支払う。
資源の観点
- 自己調達
- タダ/バーターで調達
- 参加するメンバー自体が価値
起業までと起業後について
起業するまでどういう道のりを歩むべきなのか、独立したあとどういう考え方をすべきなのかが書かれています。
個別の課題毎にわかりやすく書いてありました。実践的で参考になる内容だと思いました。
というわけで私、ヨシカズ(@danimesa)がお送りいたしました。
起業をかんがえているひとに参考になる内容だと思いました。そうじゃなくても、仕事に関して迷っているわたしのような人間にも、どうすれば好きな事で食べていけるようになるのかといった点で示唆を与えてくれました。
以上読んでいただきありがとうございました。
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